太陽光線の波長

point01太陽光線の波長

太陽光線の組成

太陽光線は図のように幾つかの光線が連続して構成されています。一般的に目に見える光線は可視光線といい、プリズムを通すと赤から紫まで七色に分光して見えます。可視光線の一方の端にある赤色光の外側には赤外線(IR)が、もう一方の紫色光の外側には紫外線(UV)が続いています。
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point02太陽光線の波長

太陽光線のエネルギーと波長の関係

光は小さなエネルギーのかたまり(フォトン=光量子)からできていて、宇宙空間をおよそ〈300,000km/秒〉の速さで進みます。太陽光線の進行は一直線ではなく、小さな波状に振幅しながら進んでいきます。この光線の振幅(スペクトルの幅)を波長と呼びます。また、それぞれの光線は異なる波長(エネルギー)の性質をもっています。光の波長の幅が短くなるほど、エネルギーは大きくなります。赤色光の領域は長い振幅をもつので長波長光といい、弱いエネルギーです。紫色光の領域は短い波長なので短波長光といい、エネルギーは強くなります。光線の波長はnm(ナノメーター:十億分の一)の単位で計測されます。
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